由来は、商品が最初に製造された時の単位の名残と考えられています。液状食品の内容量(体積)を表す「ℓ(リットル)」と「mℓ(ミリリットル)」の単位は商品の種類によって使い分けられています。例えば、牛乳は牛乳瓶の内容量が200mℓだったことから、その流れを受けて、500mℓ、1000mℓと「mℓ」が使われてきました。また、みりんや料理酒などは、一升瓶(1.8ℓ)で製造されていたことから「ℓ」が使われてきたと考えられています.また計量法では、加工食品の内容量は重量(kg・g)、体積ℓℓ・mℓ)のどちらの単位で表示してもよいことになっています。どちらで表示するかは製造・販売元が決めますが、容器に詰める中身を重量で量っている商品はkg・g、体積で測っている商品はℓ・mℓで表示されるのが一般的のようです。