使い捨てカイロが発熱するには空気が必要です。特に空気の通りにくい素材の服(ウインドブレーカーなど)の内側で使うと、酸素の供給が悪くなり、十分に発熱しない場合があります。また、カイロを外気にさらした状態で使用すると、発熱した熱が放出してしまい、あたたかさを感じにくくなる場合があります。使い捨てのカイロは、袋内の鉄成分と空気中の酸素が反応した際に生じる熱を利用しています。そのため、使用時に酸素の量が少なくなると発熱量が落ちてしまうことがあります。
【試してみてください】
ウインドブレーカーなど目の詰まった素材の服を着ている場合は、少しの時間、外に出して外気に当てましょう。また普通に使っているのにあたたかくならない時は、カイロを少しふってから、さらに息を吹きかけてみてください。それにより、発熱が促されます。